2013年9月6日金曜日

「東京は安全です」と切り捨てて?…五輪誘致。

東京の五輪誘致が正念場を迎えてる。東京の運命、2020年オリンピック開催地が決定するのは、残り一枠をかけて争っているレスリングや野球・ソフトボール、スカシッシュと同様、2013年9月8日(日)の予定。

そんな最中、都知事の会見を見てたら、なんかムカムカした。「東京は(福島からは離れてるから)安全です」って、そりゃあんまりだょ。福島を切り離したように聞こえてしまう。福島は諦めたように聞こえてしまう。実際福島抜きの震災復興なんてあり得ないし、形だけの復興なんて要らない。海外からは冷ややかな反応?ンなの当たり前。未だにガラパゴス的?イギリスのとあるブックメーカーのオッズでは東京が有利みたいだけど、一歩間違えれば逆転もあり得る状況。

福島の汚染水漏れがレベル3に引き上げられたことを受けて、政府はようやく重い腰を上げた。一部では「税金を使うな」と言う声もあるようだが、国外からは「そんなこと言ってる場合か」と言われそう。正直なところ、税金使うなら東電は解体して欲しい。隣国韓国は、福島近郊の海産物全品目の輸入を禁止した。国の信用問題に成りつつある。

東京の五輪誘致では震災復興を掲げているにも関わらず、震災の象徴的な存在でもある原発の対策はごてごてなのが明るみになってきた。汚染水は垂れ流し放題って印象。本気で「復興五輪」にしたいのなら、海外でボソッと呟いた小泉元首相の直感を信じるなら、「原発ゼロを目指すこと」を政府が宣言してはどうだろう。そこが復興のスタートライン。海外を安心させるためにも、そのくらいの覚悟は見せて欲しい。

最悪なのは…なんてことは個人的にはどうでもよくて…それよりも…。

本日、宮崎駿監督の引退会見が開かれた。長い間、お疲れさま&ありがとう!確かに80歳になっても現役で働き続けるのは大変だ。実際はわからないけど。そろそろ潮時と考えるのが常識人なのだろう。ナウシカ続編が映画化されないのは残念だけど、ボニョが最後でなくて本当に良かった。まぁ、風がふいたら、また戻ってきて下さい。気長に待ってます。

復興は原発ゼロをスタートに(五輪誘致を進めるなら応援したい)。

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