2013年7月16日火曜日

太陽光発電の普及を加速させる方法ってないかな?

太陽光発電の普及が進まない一番の原因は、元が取れるかどうか不明瞭だから。確実に儲かる話なら誰だってやる。借金をしてでもやる。太陽光発電は、天気や季節にも左右されやすい。地域差もある。また、故障して余計な出費がかさんだりもする。初期費用が大きくても、10年で元が取れるなら設置しても良いという人は多いだろう。個人任せではなかなか普及しない。

一番手っ取り早いのは、企業や役所が大量に発注し、初期費用を抑えるという方法だろうか。例えば、家の屋根を空きスペース(財産)と見なしてレンタルすれ(借り上げれ)ば、家計に負担をかけずに設置できるだろう。そうすれば、土地に余裕がない都会でもたちまち太陽光発電所になってしまう。家庭に毎月のレンタル料が入れば、高騰する電気代の負担も軽減でき、家計に優しい。電気代を安くするという方法でも良いかも知れない。

一番の利点は、今まで無駄だと思われていた家の屋根を活用できることだ。家の屋根は新たな財産となり、新しい価値が産まれる。屋根の空きスペースは早いもん勝ち。問題があるとすれば、太陽光発電よりも、家の耐久性。古い民家では設置できないかも知れないし、耐震強度が落ちるかも知れない。これは保険ができるだろうか。また、容量の関係で今までの送電線がそのままでは使えない場合もある。何れにせよ環境整備は必要だ。

住民を巻き込んで話し合うことが必要だろう。いろんな人が集まれば、もっと画期的なアイデアが出るかもしれないし、詳細な試算も出しやすい。

誰がリスクを負うのか?現在の国の政策では家庭っぽい。国や企業ではない。皆、薄々はわかっているだろう。しかし、今まで原発に投資した費用を惜しむあまり、目先の人参ばかりが見えてしまう。原発問題にしても、自然エネルギー普及にしても、負担分は家庭の電気料金に上乗せして賄っているのが現状だ。弱い者から金品を巻き上げるのは如何なものかと思うが、国レベルではまかり通ってしまうらしい。何かが変だ。これでは国は衰退していく道しかない。

個人的に、原発寄付金が電気代に上乗せされていると聞く度に、電気会社を替えたいと思うのだが、今の日本ではそれができない。いろんな面で、日本は遅れていると思う。

若者に火を着けたいなら、環境を変えることが必要だ。例えば、原発縮小に舵を切ることで、皆必死になり、様々なアイデアが出てきそうなものだ。切っ掛けとなる風を如何におこすかが鍵。不安という熱は既に産み出されている。あとはその熱を良い方向に導くだけだ。

さあ、いつやるか?

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