2012年4月22日日曜日

バクマン。。。。>(176)ラストページ、10年越しの--「夢と現実」。

漫画の感想です。
ネタバレあるかもしれませんのでご注意ください。

バクマン。 | 原作/大場つぐみ 漫画/小畑健
週刊少年ジャンプに掲載されている漫画です。 今回で最終回。



19巻は6月、最終巻の20巻は7月に発売予定。

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バクマン。(176)ラストページ、10年越しの--「夢と現実」。
キスして終わり。以上。お疲れ様でした。

まるで夢を見ているようでした。

なんてーか、
普通の漫画なら「夢落ち」させてるだろう内容かも。

あれ?真城はいつ車の免許を取ったんだ!? やるな・・・

ここ最近は、声優バトルで盛り上げると思いきや、
意外とあっさりと終わってしまいました。
宣言どおりと言えば、そうなんですが。やや拍子抜け。
最後は、作者の理想(エゴ)を押し付けられて終わった。
これじゃぁ、文句のつけようもないwww

一番知りたかったことはお預け。
主人公が結婚生活を始めたら、どんな感じになるのかな。
それがずっと想像できなくて、どう描くか期待をしてた。
だからでしょうか、ちょっと物足りなかったです。

やはり、原作者も描きたくなかったのかな(笑)

この作品のラストで描かれている内容は、
だれかの頭の中の夢なんじゃないか?
漫画だからそうでしょう?ってことではなくて。
想像上で描かれた、こうあって欲しいなあ、という感じに見えた。

主人公たちの「好きな人と結婚する」という夢。すばらしかった。
でも、不思議なことに、現実的な話がまったく出てこなかった。
結婚後はどうしたいのか、まったく語られていなかった。
なぜだろう?

そして、夢が実現したというのに、次の新しい夢に繋がらない。
「1つ目の夢」で打ち止め。

本来ならば、主人公が成長していく過程で、
結婚した後のことを、いろいろとイメージするだろうに・・・。
そうしながら、当人たちの気持ちは変化していくだろうに・・・。
それらの成長と夢との繋がりは、まったくなかった。
まあ、他の面ではさまざまに成長しているのだけれど。

それを象徴的してるかのようなセリフ・・・。

「よかった・・・やっぱり真城くん、全然かわってない」

「え・・・」

「変わってなくてよかった」

普通は、自分を変えよう、変わらなくちゃと思うもの。
それなのに、人には変わって欲しくないとも思う?
おっと、なんか変な方向になってきた。

ラストを読んでも、スッキリはしなかった。
現実感のない夢、であり、夢のような現実、みたいな。
フワフワした感じ。

最後で、頑張ってセリフを言いきった主人公の真城。
おつかれさま!

でも、言葉での返事は返ってこなかった・・・。
言葉で、、、聞きたかったなあ。
不安になるんですよぉ。
おまえは女の子かい (。・_・。)ノ☆ビシ

ラストのキスは、ずっと前から頭の中で考えていたのかな。
まあ、平凡というか、無難な終わり方でした。

作品の中の漫画と本作品の内容とをリンクさせるという
新しい試みは、大変興味深かったです。
その形態で最後まで描ききってしまったのだからスゴイ。

バクマン。が、終わってしまったのは残念だけれど。
次の作品に期待することにします。

大場先生・小畑先生、3年間おつかれさまでした。

・・・おわり。




「現実」は、、、どこに描かれていたのだろう?

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